三連休の最終日、8月9日(月)は1日中、ひたすら作業デイ。
会社のお金周りの確認と整理をして基準を作ったり、
リクルーティングしたい仲間と関わり方を考えて記録したり、
一緒に仕事をしたい先を改めてまとめ直したり。
フラクタルが立ち上がってからは僕は毎週必ず、フラクタルの「経営を考える時間」と「クライアントワーク用の資料を作成する時間」の2つを、数時間ずつブロックして取り組んでいます。
クライアントのことだけを考え、情報収集し、思考し、メモしたことを整理しまとめて資料に落とす。
「思考」と「作業」が行き来する時間は、思いのほか楽しいのです!
今の僕は、平日の日中の多くは勤め先の会社に時間を割いているので、必然的に平日の夜の時間、そして土日の時間をフラクタルの業務に当てています。
(と言っても比較的自分で時間をコントロールできるので、日中の合間の時間などに打ち合わせを入れることも普通にありますが)
「複業時代」なんて言われている今時風の経営の在り方だと思うのですが、今後、こうしてある程度のラインに到達するまでは会社勤めのメリットを享受しつつ、自身で事業を始めたり、会社を立ち上げていくことが当たり前になっていくのだと思っています。
もちろんそれは勤め先の会社にとってもメリットのあること。
どうせ、社員はいつか、辞めていくのです。
このご時世で、定年退職を迎える人なんて言うのはほとんどいなくなる。
それならば、自社の業務と掛け持ちをして、市場で稼ぐことを考えて、トライしてみる。そんな情報感度のある社員に自社の仕事を任せた方が絶対良いのです。
遅かれ早かれ市場は合理的な方向に動きますから、それが「当たり前」になる時代に差し掛かっている2021年です。
僕自身はそう遠くない先に脱サラをしてフラクタルの経営がメインになると思うのですが、
むしろ他にも事業展開するので「フラクタルは自動的に回っていく状態」という仕組み作りがあと2〜3年で出来たら良いな、とすら今は考えているわけです。
複業のトライしたい個人事業主やフリーランスの方、あるいはそんな方々を経営に取り込みたい経営者の方々で、弊社とディスカッション希望の方はお問い合わせください。
クライアントへはプロジェクト開始後にこそ手厚くレポーティング
これは僕自身のポリシーなので弊社で関わるメンバーの基準となっているのですが、提案時ではなく稼働後にこそ、ちゃんと注力をするのだと。
プロジェクト前の提案時に「分厚い提案書」を書くコンサルティング会社は多い。
けれど、受注後に価値が残るレポーティング、報告書は適当に済ませているコンサルティング会社のなんと多いこと。
もちろん資料を作ることが仕事ではなく、請け負ったコンサルティングサービスで成果を出すために共に伴走することこそ価値であり、対価をもらう対象であることには間違いない。その前提です。
言いたいことは「提案書」ではなく「報告書」にこそ力を入れるのだ、という考え方の話です。
契約直前が最高潮ではなく、契約後に手を抜くコンサルティング会社が多いからこそ、契約後に都度、101%以上の価値を感じてもらうために知恵を絞るのだ、というスタンスの話です。
「実稼働」ではなく特に「知恵」に対してフィーをいただくプロジェクトについては、その傾向が強いと思っており、弊社がこだわるのは「一生、見返してもらえるレポーティング」を提出するということ。
以前僕が個人で経営顧問を引き受けていた企業の社長が、ディスカッション・パートナーとして毎回の打ち合わせを行う際にお渡ししていた資料を、すべてファイリングしており、一生見返すのだと言っていただけたこと。
あの景色が忘れられないのです。
僕らの仕事は、言動1つ1つが経営者の、その企業の運命を変える可能性がある。
それならば、一生見返してもらえるような、そんなお付き合いをしたいと心から思うのです。
出逢いに感謝です。
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