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日々徒然

クライアントとのキックオフミーティング実施

今日は年明けからコンサルティングをさせていただくクライアントとのキックオフミーティングをざっくり2時間。(ありがとうございました!)

僕の場合は大抵、初回の打ち合わせ(キックオフミーティング)の準備に数時間を費やす。
場合によっては倍以上の時間がかかることもザラにある。今回で言うと確実に2時間以上はかかっていて。

前提条件の整理、契約前に聞いた話と論点を整理し、関わり方とスケジュールの想定を出来るだけ簡潔に資料に落とす。数ページ程度。

コンサルというと、契約前の提案やプレゼンに万力を込めるというイメージがどうしてもあるし、実際にそういうケースも多い。

が、僕の場合は逆で、今回も契約前の打合せは2回ほど。
担当者と1時間、2回目は社長も入れて1時間、の合計2時間ほど。

もちろん企業概要くらいは見て臨むけれども、契約前の打合せの際は基本的にノー準備。
先方の要望を聞き、僕らで出来ることを伝える。関わり方の提案はしても、案件の内容に関する提案はご契約の後の話。

フィーをいただいていないのに、コンサル的な内容は盛り込まない。
具合的な提案自体にもお金がかかると言うのが僕の持論。

キックオフミーティングでやることは、まず何よりめ前提条件の確認と、時間やリソースやステークホルダーなど制約条件の確認。前提条件と制約条件の確認は超重要。
僕らに対する期待値が何にあるのかを念入りに擦り合わせ、先方の現状を踏まえ、何を目指して二人三脚で進んでいくのかを議論する。

論点は僕らで準備をし、QAをしながら粒度を細かくしていく。この論点出しがコンサルの大きな価値。
スケジュールと関わり方の合意を得たら、ネクストアクションを明確にして終了。

フラクタルのスタンスとしては、可能な限り中長期的なお付き合いが出来るようにと考えているものの、プロジェクト単位の関わり方であれば上で書いたことをキックオフミーティングで擦り合わせることが出来れば大抵は上手くいく。

もちろんプロジェクトの最中には、色々な障害があるけれど、それも含めて一緒にやっていくパートナーになれるか否かは、やっぱり初回の打合せ時点における準備はとても大きい。

今回のクライアントは、非常に優秀なエンジニア領域に強みを待つ企業。
顧客に対するコンサルティング営業と、経営的な部分もサポートさせていただく。

まずは2022年内の目標に向けて、二人三脚で頑張っていきます!

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神里優斗

最後の泥沼までお付き合いいたします。事業開発コンサルティングを行うフラクタル株式会社の代表取締役| 時代を越える原理原則と向き合うメディア「縮尺」編集長|

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