「仕事できる人」と「できない人」のビジネス解像度の違い
というツイートを見かけて共感。。
思考の解像度、会話の粒度という言葉がありますが、まさしく!の内容で。
物事の事象をどの粒度、どの解像度で見ているか?
というのは、ビジネス戦闘力に直結します。
解像度を上げるには2つの要素が必要で、1つは「そもそもの地頭の良さ」、もう1つは「引き出しとなる経験」だと思っています。(反論ある人も多いかも・・ですがw)
まず、そもそも一定の地頭がないと、粒度を細かく考えるとか、構造的に解像度を上げるというのは無理だよねという話。
地頭をどう鍛えるのか問題・・というのは世の中の書籍やネット記事に溢れているので見てもらえればと思いますが、個人的には「鍛える」というのはなかなか無理で、純粋に18歳までの学力にほぼ依存するのではないかと思ってる。
世の中の書籍やネット記事に「地頭を鍛える!」的なものが溢れているのは、それを求める人たちが世の中にわんさかといるから。
「学歴も学力もないけれど、地頭が良い人」というセグメントを作ると、世の中の95%の人たちは学歴も学力もないわけなので、「自分はそれでも地頭がいい」という慰めをすることができる。その感情に付け込んだマーケティングは、愛場されると思うわけです。
2つ目の「経験となる引き出し」については、そもそも一定の優秀さを持っている人であっても、「この解像度で見るのだ」という経験がないと、どうしようもないケースもある。
20代〜30代半ばくらいまでは、引き出しを増やす経験をしないとそもそも総合力は上がらないわけで、できれば20代の若いうちに、解像度を一気に上げるような経験をさせてくれるポジションに立つかはすごく大事。
これは「どの企業に入るか」よりも、一定水準以上の企業であればむしろ「誰の下につくか」によるところが大きいと思うのです。
有名な「バケツ(壺)に石を詰めていく話」(元ネタはこちら)にもなるが、「見えていなかった!」と思わされる圧縮された経験を、どれだけキャリアの前半で経験できるか。その経験が引き出しとなり、思考の解像度が上がり、上がった解像度を持って次の経験を重ねるから、戦闘力はどんどん上がっていくわけです。
ちなみに・・
上の「ビジネス解像度」のツイートの元ネタとなった「男女の色の見え方の違い」というのは、グサッと。。。
女性の見えているものは、僕なんかが見えているものよりも何倍も細かくて、それは言われないとわからないし、なんなら言われてもわからない(見えない)ということも多々あるものですね。。
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