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日々徒然

営業資料を整える

今日の夜は、クライアントの営業資料を丸っとアップデートするための打ち合わせ。

僕と、もう1名のメンバーで入ったのですが、今ある営業資料を共有いただき、事前に資料の各ページに「この観点で議論したい」という項目と論点出しを行なって共有した上で、今日の打ち合わせ。

大事なのは先に「論点を出しておく」ということで、議論するポイントを出しておくと打ち合わせも捗るし、スピード感が出ます。

会社の見せ方・在り方・スタンスはこうで、事例の訴求ポイントはこうで、というふうに目線合わせをすることができたら、あとはテイストを合わせて作り込んでいく。

営業資料を整えたいという要望は、実はベンチャー会社とかだとよく話を聞く要望ですが、営業資料をアップロードするのに必要なのは「デザイナー」ではなく、営業がちゃんとわかる人です。

営業資料、会社資料は見栄えの問題ではなく、「何を・どう伝えるのか」という点が何よりも大事なので、営業やコンサルティングがわかっている人が入ることで一気に整理が進みます。

例えば掲載する事例も、一般的には単に「顧客の状態と要望、提案したこと」を列挙しがちですが、顧客の課題の解像度を一気に引き上げるために、僕らが支援事例をヒアリング(ある意味コンサル)させてもらうわけです。

その中で訴求点、課題のボトルネックになっていたことを整理する。それを資料に落とす時に初めて「見た目」の話が出てきます。

もちろん、資料全体のテイストも重要ですし、統一感も重要。
でも、それはあくまでも「どう伝えるのか」という話であって、そもそもで重要なのは「何を伝えるのか」という論点なのです。

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神里優斗

最後の泥沼までお付き合いいたします。事業開発コンサルティングを行うフラクタル株式会社の代表取締役| 時代を越える原理原則と向き合うメディア「縮尺」編集長|

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