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日々徒然

事例説明に1行加えることが営業パーソンの価値

セールスパーソンは、会社が作った営業資料を用いて「当社の実績・事例」を話す。

お客様の課題はこうで、それに対してこんな提案をしましたと。

その事例を読んでいるだけのセールスパーソンは、イケテナイ人。
そんなものは資料を読めば分かるのだから。お客様の時間を頂戴する中で「あー、まだおわんないのかな」と思わせるような話し方をしてはいけない。

セールスパーソンの価値は、事例集の説明の際に行間にある最大のポイントを1行付け足すことにある。

「この事例の要点はこれです」と一言で言えなければならない。

その1行を付け足すという作業に、お客様はフィーを支払っているのだ。

そして、セールスパーソンは自社の営業資料に文字通り1行を付け足す成果を出していくことが求められる。

学生時代に「教科書に載るような人になりたい」という人はいたけれど、僕らが見ている世界は「教科書に1ページを加える人」になるというものだ。

「世の中の真理を知りたい」が僕自身の行動源泉にあるのは間違いないけれど、世の中の真理に1ページを付け足したいという想いでいると、見える景色が変わりますね。

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神里優斗

最後の泥沼までお付き合いいたします。事業開発コンサルティングを行うフラクタル株式会社の代表取締役| 時代を越える原理原則と向き合うメディア「縮尺」編集長|

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