時代を越える原理原則と向き合う

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日々徒然

4社会議

という名のプロジェクト(?)がこの9月から始まりました。

その名の通り、4社が集って新しい事業開発を行っていくというものですが、発起人(発起会社?)は、フラクタルが1年以上お仕事をさせていただいているクライアント。

現在進行形でその企業の既存事業の拡大をお手伝いしつつ、全く違う文脈の新しい事業を拡大していくという取り組みにお声掛けをいただきました。

その企業からは社長以外に、プロジェクトオーナーと事業責任者の2名が参加。どちらも業務委託で関わる優秀な方々。

その他にもう1社の代表が業務委託で関わり、そしてフラクタルからは僕が参加するというのがこの「4社会議」なるもの。

今の時代はこうして信頼関係のある会社同士、業務委託間で関わる人たちが、プロジェクトベースで一緒に関わっていくことができるようになった。そしてこの関わり方はこれからどんどんと加速していく。

少し前に市場を席巻したクラウドワークスやランサーズ、最近だと「複業クラウド」(アナザーワークス)のように、手軽に仕事の受発注が行えるようなプラットフォームもたくさん出てきている時代。

そういったサービスが台頭してくるほどに、根っからの人間力というか、信頼関係によって仕事をしていくということが重要になってくる。

複業や業務委託の市場が広がるほど、スキルや経験といったものではなく、本当の意味で仕事ができる人、市場価値が高い人間と、それ以外の有象無象とでは差が出てくる時代になった。少し前まではそういった差が良くも悪くも見えない時代だったけど、これからは露骨に表れてくる。

スキルや経験、専門性で勝負をしているうちはダメ。
よほど強固な特異スキルでもない限り、経験や専門性というのは賞味期限があるし、コモディティ化する。要は埋もれるのだ。

20代、30代前半まではスキルを磨くではなく、戦闘力を鍛えていかなければ、30代半ば以降は打席に立つチャンスすら回ってこなくなる。

そういった意味では、どんどんと二極化する時代になったということだろう。

日々、思考をし、行動のトライアンドエラーをやるのが当たり前になっている人にとっては、こんなに勝ちやすい時代は他にない。やったもん勝ちなのに、なんでそんなにのんびりやってるの?

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神里優斗

最後の泥沼までお付き合いいたします。事業開発コンサルティングを行うフラクタル株式会社の代表取締役| 時代を越える原理原則と向き合うメディア「縮尺」編集長|

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