時代を越える原理原則と向き合う

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日々徒然

現代版リベラルアーツ(教養)を磨こう

「教養を磨こう」ブームとなって久しい。

特にコロナ禍において社会や経済が大きく変化する時代において、大事なのはいつの時代も変わらない普遍的な知識や教養であるからこそ、時代を超えた古典から学ぼう。と言った風潮に見える。

そのメッセージは正しいし、フラクタルとしても古今東西変わらない本質、不易流行の原理原則が大切だという考え方をもとにコンサルティングを提供しているわけだ。

「不易流行」とは

不易:変わらないもの。時代を超えた本質
流行:文字通り流れいくもの。現代のトレンド

を組み合わせた言葉だが、僕の解釈では「不易がロングセラー」で「流行がベストセラー」となる。

意識も情報感度も高い人たちというのは、情報過多の現代の中でも「カタカナ用語」や「新たなビジネストピック」をよく知っているように思う。

実はこれは「ただ、知っている」という状態で満足しがちだということに、落とし穴がある。

流行り言葉として「AI」「DX」「SDGs」「サブスクリプションモデル」等々の言葉を語る人たちも多いが、実はその原理や本質、仕組みをちゃんと学んでいる人は多くない。

さらに言えば学んだ上で自身のアウトプット(行動)として何か具体的なアクションをしている人はほとんどいない。

価値ある情報というのは、今の自分と同じ教養レベルと同等の情報しか入ってこない。

だからこそ、現代版の教養と知識を磨くことが重要で、単に「知識をインプットする」ではなく「何かしらの具体的なアウトプット」をして初めて、本当の意味での情報価値になるのだと思う。

AIであれば、AIやデータ絡みの企業やプロジェクトに、実際に携わることができるように行動してみる。

DXであれば自身が勤める会社で何かしらのDXに携わる、それが難しければ知り合いの中小企業の社長に提案して、その会社のDX化に向けた一歩として関わってみる。

サブスクリプションであれば、月額500円でも1,000円でも良いので、自分自身が何かしらのサービスを作って提供してみる。

などなど、いくらでもやりようはあると思う。ワンアクションをしてみて初めて学べる世界が必ずある。

【読書の仕方】「ベストセラー」vs「ロングセラー」違いは何?

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神里優斗

最後の泥沼までお付き合いいたします。事業開発コンサルティングを行うフラクタル株式会社の代表取締役| 時代を越える原理原則と向き合うメディア「縮尺」編集長|

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