時代を越える原理原則と向き合う

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起業の心得

生活のリズムを作る

起業の心得」というカテゴリーで、事業を興す時に考えていたこと・考えていることをメモ的に随時投稿していきます。

独立開業をすると、生活と仕事が人生の中で一体化します。

実は会社員をやりながら、自分の事業を掛け持ちしていた人にとって(僕がまさにそのパターンでしたが)、今までやってきたこと、出来上がった仕事と生活のリズムを一度壊したうえで、自分なりの生活と仕事のパターンを再構築することは大事なポイントです。

良くも悪くも会社員として与えられた役割、ミッションがあり、裁量労働制やそれに近い形で働く現代のホワイトカラーのビジネスパーソンにとっては意外と重要な重石となる制約条件だったと、その制約条件がなくなって初めて気付かされます。

与えられた役割・ミッションから逆算して、個人で行う仕事とのバランスを考えて1日、1週間、1か月のスケジュールとやることを決めていくことに慣れてしまっていると、完全に制約条件がなくなった中で自分ひとりで目標ややるべきこと、行動とスケジュールを管理していくのは、意外と難しい。

正しくは管理というよりも、自分なりの仕事の仕方を再構築することがポイントになります。

時間の使い方や概念、家で仕事ができるため仕事以外の生活も混同するので、よく分からなくなるのです。

自分なりの仕事の仕方というのは、例えば一例ですが、

・目覚まし時計から解放されたいので、基本的に午前中は仕事を入れない(クライアントとのMTGが入れば優先する)
・1日1件しか人に会わない
・毎日散歩と適度な運動を仕事の合間に入れ込む
・食事のリズムの確立(朝はコーヒーだけ、昼はプロテインだけ、とか)
・自分の集中できる時間帯、集中力が持続する時間を把握する。
 短時間で一気に集中できるようなスケジュールの組み方をする
・生活に割く時間を限りなく削減できるように住環境を整える(自分で料理や掃除をしない仕組みにする)
・週に数度は家ではなく外でインプットもしくは作業の時間を確保する
・孤独になるので色々な人に会う機会を自ら作る
・睡眠の質が落ちるので何もなければ自宅で晩酌はしない
・毎日思考の時間を確保する。デジタルではなくちゃんと紙とペンで空白に向き合って思考の質を上げる

等々。ちなみに上の一例は僕の仕事と生活のリズムです。

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神里優斗

最後の泥沼までお付き合いいたします。事業開発コンサルティングを行うフラクタル株式会社の代表取締役| 時代を越える原理原則と向き合うメディア「縮尺」編集長|

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