特にコロナ禍ではリモートワークが大普及し、テキストコミュニケーションの機会が激増した。
感じたことがある人も多いと思うが、世の中には劇的にテキストコミュニケーションが苦手(というかほぼ不可能)の人がものすごく多い。
大企業でもその割合は一定以上にあり、会議に次ぐ会議をしている管理職の多くは、ビジネス的なコミュニケーションを行う日本語が不十分な場合が多い。
この場合の「ビジネス的なコミュニケーション」というのは、単に言葉やテキストとして言葉が通じるか否かと言うのではなく、物事を進めるであったり、ビジネス的に意味のある会話ができる日本語レベルとして不十分、と言う意味。
今までは往訪の商談、出社での会議によってボカされていた部分が、コロナ禍によって脳みそレベルが一気に露呈された感じだろうか。
そういった人たちには共通点があり、大人になってから学ぶことを放棄した人たち、ということ。
大企業の30代、40代以上の人たちは、もちろん20代の頃は優秀だったのであろう。努力もしたはずだ。
だからこそ大企業で管理職やそれに近い立場になっていくわけだが、その役割に近づけば近づくほど、学ぶことを放棄しているように見える。
管理職になった瞬間、99.9%が赤字社員なのだから、せめて学ぶ姿勢は放棄しちゃダメでしょ、と思うのだがどうも日本社会の多くでは「上がり」と思ってしまうのだろうか。
反対に、僕の知り合いでも一緒に仕事をしている人たちでも、毎日少しずつ学び続けている人たちもいる。年単位で見るとすごいくらいに成長しているわけで、本人たちはまだまだと思っているに違いない。
世の中には「成長し続ける人」と「転落し続ける人」の2つのベクトルの人間が存在する。
前者は「まだまだ自分なんてこれからだ」と思っており、後者は「自分は人並み以上に優秀だ」と思っている。
不思議なものです。
具体的に何をすれば良いか?
1冊でも良いから、日本語を学ぶ本を買ってきて、勉強してみようよ。大学受験の参考書なんかは大手が出しているロングセラーであればどれも秀逸。
せめて、1週間に1冊でもいいから本を読むくらいの学ぶ習慣はあってほしいものです。
ちなみに僕のおすすめの1冊目はこちら。
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