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日々徒然

4月の受注実績(+3件)

新年度4月に入ってもうすぐ2週間が経ちます。
(フラクタルの年度は9月締めの半期ズレなので、正確には新年度ではないのですが、世の中の多くは4月から新年度!新入社員の皆さん、おめでとうございます)

新たな年度になって新しく始まる(始まった)仕事について。

以前から話をしていたものが花開くタイミングが重なって、この1週間ですでに3つの新しい取り組みが始まっています。

そのうち2つは、関西に足を運んだことがきっかけ。2023年度は関西の仕事を増やしていきたいものです。

外資系メーカーの組織・人事開発

まず一つ目は、大手外資系メーカーの組織・人事開発のプロジェクト。

数千名単位の人員を抱えているなかで、

・日本オフィスの役割(技術コンサルティング)を強化し、
・日本企業の人事制度や組織作りの変遷をインプットし、
・日本企業の人事制度、組織体制について良い部分をHQ(本社)に適用できるようにし、
・日本オフィスのプレゼンスを上げ、より上流の仕事に食い込めるようにする

という、わりと壮大なミッションです。

僕が大阪時代からの5〜6年にわたる知り合いの方で、当時の日本オフィスのディレクターだった方が、社長に出世されていて。

僕が関西に行くタイミングでご挨拶に行き、フラクタルの近況を話すと「何か一緒にやろう!」と言っていただき、上の話になりました。ありがたいです。

規模の大きな外資系企業へのHR戦略全般の支援というのは、フラクタルとしてはかなり大きな実績。

4月1週目ですでにキックオフMTGを終えており、これから数年先を見据えた大きな話をしていく形となります。

東海地方の建設(エクステリア)企業の新規事業

昨年、まったく別の仕事経由で関わらせていただいた、東海地方にある建設企業。

特にエクステリア(外装)に強い企業で、業界の商慣習に着目した、新規事業をサポートします。

昨年ご一緒した別の仕事の時も新規事業系のプロジェクトで、ビジネスサイド全般を弊社が担った際の進め方で信頼をしていただき、ご相談をいただきました。

・新規事業の事業化に向けて、事業計画の作成
・事業計画の作成に必要な領域の洗い出し、分析〜落とし込みまで全てまるっと
・営業時に必要な訴求ポイントの洗い出し
・営業資料、スクリプトの作成
・営業対応の同席、営業PDCA

と言った当たり前のような、でも社長一人だと手が回らないところを形にしていきます。

自社の社員のみで新規事業を対応しようとすると、エース級の社員を張らないとできないものですが、エース級の社員というのは概して既存事業で顧客や売上を持っていますから、構造的に「自社の社員のみで新規事業を行う」というのは余程の企業でない限り難しいのです。

さて、1つの仕事のご縁から関わらせていただき、ご一緒する領域が増えていくというパターンは弊社の得意技です。

「信頼・紹介マーケティング」を構築したい、という企業様は是非お声がけください。壁打ちさせていただきます。

プライム上場の大手化学メーカーの組織・人材開発

こちらも関西の企業。僕が大阪時代から仲良くさせてもらっていて、久しぶりに東京にいらしたタイミングでご連絡をいただき、一緒に新橋でご飯を食べながら仕事の話をさせてもらいました。

科学メーカーの中でも特に「R&D(研究開発)」の組織・人材を強化していきたいと。

彼らは数年の時間軸で、まだ見ぬ市場やユーザーに対して研究開発を行っているわけですが、お客さんの顔が見えぬまま想像しないまま、目の前の材料に真摯に向き合っている。

学者であればそれでも良いのかもしれませんが(とはいえ実用化されない研究には予算が付き辛い..当位事実はある。その辺りがアカデミックのジレンマ)、企業である以上はなんらかの目的に沿って研究開発を行っていくべき。

部長の方曰く「おとなしい組織」ということで、いろんな人と関わりを環境設定していくこと。

また、自分自身が研究をしたものが、誰に・どのように使われるのか?どんな反応をされフィードバックがあるのか?ということを考える仕組み作り、組織開発を行っていきたいということで、お手伝いをさせていただきます。

テーマとしての「組織・人財開発」といえばカッコ良い言葉ですが、実態は泥臭いもの。

ビジネス感覚、マーケット感覚を少しずつ浸透させながら研究開発に寄与できるような、そんな取り組みをしていけたらと思っています。

ということで、4月は新しい話もありつつ、今までのクライアントの期待値もしっかりと超えていけるよう。

別の新しい種まきもしているので、今年はいろんな芽が出るといいなあと。

いつもありがとうございます。

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神里優斗

最後の泥沼までお付き合いいたします。事業開発コンサルティングを行うフラクタル株式会社の代表取締役| 時代を越える原理原則と向き合うメディア「縮尺」編集長|

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