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日々徒然

レールから逸脱する権利があってもいいじゃないか

ちょっとふと現代の大学生についての記事を読んで。
(どんな内容だったかは忘れてしまったけど)

やっぱり僕は「レールから外れる権利」みたいなものを、
ちゃんと今の若い人たちに対して大人が提供してあげることが、
重要なんじゃないかと思っている。

「してあげる」なんていうとおこがましいのかもしれないけれど、
学生時代まではやっぱり親が生活面や経済面を支えてくれることが多いはず
(そうじゃない人もいることは知っているけれど、一旦は除いて書き続ける)。

その間に「ちゃんと勉強をする」とかも大事だけれど、
思いきり「敷かれたレールから逸脱する権利」を行使してもいいじゃないだろうか。

僕の感覚で言うと20代くらいまではそれが許されると思っていて。

(ちょっといきなり私事で恐縮だけど)
思い返せば今まで僕自身が付き合った人は
20代にちゃんとしっかりバカをやっているというか、
「学校を出て就職をして真面目に働く」ということ以外の経験を存分にしていた
ところにこそ光るものがあるというか、魅力的な人だったなと思うわけで。

恋愛論だけじゃないけれど、仕事やどっぷり浸かっているビジネスにおいても、
ようは人間としての幅というか深みのようなものはそういうところで”こそ
磨かれるところが多分にあると思っている。

フラクタルでも20代のいわゆる若手群のメンバーが数名いるけれど、
みんなちゃんとレールに乗って、その後レールから外れている。笑

大企業をいきなり辞めるだとか、
せっかく転職して入社した大企業を辞めて地元に帰るだとか、
20代半ばでいきなりワーホリで海外に行っちゃうだとか。
(全然普通じゃん!と思うかもしれないけれど一応書ける範囲で書いています。w)

もちろん最低限のライフラインを確保する術は考えるべきだけれど、
今の時代、よほどのことがない限りは食いっぱぐれることはないと思うし、
かじれる脛があるならば親の脛でも知り合いの脛でもかじっていいんじゃないかな。

「若者よ、大志を抱け。」ならぬ、「若者よ、レールから外れよ!」
というメッセージを送る大人がいてもいい。

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神里優斗

最後の泥沼までお付き合いいたします。事業開発コンサルティングを行うフラクタル株式会社の代表取締役| 時代を越える原理原則と向き合うメディア「縮尺」編集長|

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