時代を越える原理原則と向き合う

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日々徒然

あなたの提供するサービスは誰かを感動させられるか?

ちょうど1年ほど前からお付き合いをさせていただいている、HRの企業様。

その企業は主に地方のオーナー企業様向けに、採用の動線作りと集客支援のサービスを提供している会社。

愚直に、当たり前のことを丁寧にやり続ける、素晴らしい企業です。

フラクタルの実績には以下のように記載している企業様。

・売上20億円のHR企業にて販路拡大における外部連携、代理店形成支援〜営業強化支援

最初の数ヶ月は、ツールの整備からお手伝いをさせていただきました。

外部連携の全体像の絵を一緒に描きながらも、まずは足元、それに必要なツールとしての武器を揃えていくところからお付き合いが始まった。

そこから1つ1つ、関わらせていただく領域が増えていき、今ではアライアンス全般を一緒にさせていただくところにきました。
1年かけてようやくアライアンス戦術がうまく回り始めた感(ハマってきた感)があり、この再現性は大きな武器になる。

その企業にとっても事業ポートフォリオを考える際に、アライアンス戦術を組み込んだ上で顧客を分散させることができる。
顧客を分散させることができるということは、大手企業への依存率を下げることができるので、経営的にはかなり楽になるわけです。

また、僕たちフラクタルにとっても「アライアンス戦略の確立」を実績効果をもって立証できた(現在進行形)わけですから、大きな武器になります。

もちろんこれには、クライアント側に非常に緻密かつ高度なリテラシーが求められるので、どんな企業にも応用できるわけではありません。

リピートと紹介こそ本質

ちょうどこの8月が契約更新のタイミングで、ありがたいことに契約更新をいただき、僕らも愚直に邁進します。

複数回にわたってリピート(契約更新)をいただいており、一緒に取り組んできたことの成果をお互いが認識できることでもあるので、とても嬉しいことです。

クライアントの社員の方々にも「こういうふうにやれば、うまくいくんだ!」という未来の予感を持っていただけると、みんながハッピーになっていく。経営だけではなく現場の方々にも、僕たちとお付き合いをしてよかった!と言ってもらえる、そんなふうにお仕事を通して1つの作品を一緒に作り上げていきたいものです。

実はその企業の社長は普段、既存事業へはほとんど干渉してこないのですが、少し前にとある別の企業を紹介していただいたことがあります。

その別の企業の社長から「〇〇社長からフラクタルさんのお話を聞いて、お願いしてみようと思った」という言葉を聞いた時は、まさしく僕らが目指していた「リピートと紹介」の体現ができた瞬間でこれ以上ない嬉しさでした。

繰り返し、何度も書きますがビジネスの本質は「リピートと紹介」です。

それには、期待値の101%以上をいく努力が必要で、その成果の先に「感動」があって初めて、人は誰かを他の人に「紹介」しようと思うし「リピートして依頼したい」と思うのです。

期待値の101%以上をいくというのが重要で、これが100%未満ではもちろんプロとしてダメですし、仮に100%ちょうどであったとしても顧客はそれで「満足」し、それで終わってしまうのです。

でも、人は自分の期待値(=100%)を1ミリでも超える何かをされた時に感動し、心が揺さぶられる。だから「またお願いしたい」とか「誰かに言わずにはいられない」という状態になるのです。

言葉で言うのは簡単ですが、ビジネスにおいて継続的にリピートと紹介を生み出す状態になるには、顧客が何に対してお金を支払っているのか?何に対して価値を感じているのか?を感じ取り、その101%をやり続ける努力が必要になる。それが難しさであり、最大の醍醐味だと僕は思うのです。

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神里優斗

最後の泥沼までお付き合いいたします。事業開発コンサルティングを行うフラクタル株式会社の代表取締役| 時代を越える原理原則と向き合うメディア「縮尺」編集長|

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