時代を越える原理原則と向き合う

TAG LIST

起業の心得

商品開発合宿day1

今日3/5(日)は1日、社内のメンバーで集まって「商品開発合宿」を行いました。

@ビジネスエアポート青山の会議室

今までフラクタルは、これと言ったパッケージや明快なサービスを持たず、完全オーダーメイドでコンサルティング業を行ってきました。

会社として月額数十万円のフィーをいただける実績が増えてきた今のタイミングでは、1つの選択肢として提供する明確なサービスラインナップを持っていても良いのでは、と考えたことがきっかけです。

創業当初から「これができます」という営業スタイルは取りたくなかった。

「これがしたい」「これができます」という自社起点ではなくて、顧客の困り事起点でコンサルティングの実績を作っていく。これが考え方の原点にあります。

よく、サービス開発においても「顧客の課題」と、それに対する「提供サービス」という考え方をしますが、顧客の課題というのは明確になっている時点で価値は低い。

営業やコンサルティングを売る人たちにとっては、顧客の課題ではなく「顧客が何に困っているか」から考えなければ話は進みません。

顧客の困っている事象(現象)に対して、できることを付与していく。

実績ができてきたら、それらの実績自体が提供できうるコンサルティングサービスの面(広さ)になるのです。

フラクタルは一定度、その広さを作ることができたわけで、次のステップに進もうとしているところなのです。

<Step1>
顧客の困っていること起点で提供価値を言語化し、まずは実績を作る。

<Step2>
実績の面を広げていく。顧客の売上規模/業界/支援テーマのそれぞれでポートフォリオを作るイメージ。専門性では勝負しない。(コモディティになる)

<Step3>
実績ポートフォリオが広がってきたら、「さらに面を広げる」&「プロセスでフィーをいただけるようにする」という観点をもとに、1段階大きな実績を作るための提案をできるようにする。
→今ココ。当初は聞いてもらえなかったような「風呂敷を広げた提案」ができるようになってきた。一回り大きな実績を作りにいくフェーズ。

今後の商品開発に乞うご期待。

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
神里優斗

最後の泥沼までお付き合いいたします。事業開発コンサルティングを行うフラクタル株式会社の代表取締役| 時代を越える原理原則と向き合うメディア「縮尺」編集長|

  1. 久しぶりに事業トップに圧倒させられた話

  2. 経営の方程式について

  3. 2024年、関西拠点ができました!

コメント

この記事へのコメントはありません。

RELATED

PAGE TOP