時代を越える原理原則と向き合う

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時間の考え方

考える時間を確保しないと、死んでいることと同義

考える時間を確保するって大事。

とくにクライアントワークの仕事をしていると「仕事=顧客の対応」になりがちだけど、
経営者であれば自分の会社や事業をどうする?というところに
ちゃんと思考のリソースを投下していかないと、
誰も自社を伸ばしてはくれない。(当たり前の話だけれど)

毎週水曜日の午前中には『【週次】フラクタル戦略-戦術MTG』という、
セルフタイムのスケジュールをブロックしている。
今までは移動やMTGが入ったりして流れてしまうことも多かった
(いわゆる「スケジュールを入れているだけの状態・・」)のだけど、
ちゃんと時間を確保するようになって、やっぱり生産的になったと思う。

生産的というのは、考えて、何かを生み出すということ。
クライアントワークは作業ではないけれど、
どうしても「この対応をする」というタスクというか、
to-doの話になりがち。

それも大事。
だけど、自分じゃないとできないこと以外は極力周りの人の力を借りて
(仕事を振るのではなくて、助けてもらうという視点は経営者はとっても大事だと思う)、
自分じゃないとできないことに時間を使っていこうという話。

いつも助けてくれている皆さん、本当にありがとう。

「実績を作る」→「XX」のネクストステップへ

いま、フラクタルでは会社資料を大幅にアップデートしています。

この10月からおかげさまで6期目に入り(はやい!)、
会社のフェーズとして「実績を作る」という段階からは卒業。

業種業界や企業規模、テーマを問わず50社を超える企業の
コンサルティングをさせてもらってきたけれど、
これ以上実績を増やしても僕らの見られ方は変わらない。

それ以上に、顧客の事業を通して世の中にこういう価値を与えただとか、
業界の地位向上に繋がっただとか、
そういうことが求められる段階なっていると思う。

ようやく「顧客の困り事起点」ではなく、
「企業の在りたい/在るべき姿」の本質的な定義に立ち返ったうえでの
実行伴走支援を行うことができる段階に入ったと思う。

これ、大事な話。

クライアントワークとしては当然顧客の課題の解消がやるべきことなんだけれど、
クライアントワーク業を営む場合は「課題の解消」を永遠にやり続けていても、
ある一定のラインで飽和になってしまう。

それがダメとは言わない。
目の前の患者さんを救い続けることも臨床医としては大切なのだけれど、
1人でできる範囲は限られていて、そのスペシャリティを突き詰めるという生き方もOK。

一方で、その知見を業界に昇華させる努力をするという
方向性もあるんだと知って欲しいという話。

フラクタルがこうしてお付き合いをさせていただいた数多の企業様があるわけだから、
巨人の肩に乗っていけるなら。
(決して「心臓を捧げよ」の巨人ではない。悪しからず。アインシュタインのほうです)


いつも読んでくださってありがとうございます。

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神里優斗

最後の泥沼までお付き合いいたします。事業開発コンサルティングを行うフラクタル株式会社の代表取締役| 時代を越える原理原則と向き合うメディア「縮尺」編集長|

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