年末12月27日(金)の朝、東京駅から東北新幹線に乗って久しぶりの仙台へ。
東京からは約1時間半で行ける距離。
時間距離で言うと東京-名古屋と同じくらいでちょうど良いよね。
ここ数年は圧倒的に名古屋や大阪と行き来することが多かったから、
前職時代に行って以来の数年ぶりの仙台。
年末の休みに入りかけていることもあり、朝8時台の新幹線はかなり混んでいた。
今年からお付き合いを始めた仙台のクライアントの経営会・忘年会へ参加。
フラクタルからは僕ともう1名で営業戦略、
特にパートナー(アライアンス)戦略と実行推進のテーマでコンサル先。
普段はオンラインで仕事をしているので、
こういう機会がないとなかなか対面で会うことはない。
対面で15名ほどが集まった新しい事業の決起会。
そのクライアントはずっと東北で起業家支援を行ってきた地盤があり、
それをもとに新サービスを展開しているわけだけど、
こうやって地場に基づいて10年単位で事業をやっているというだけで頭がさがる。
新年を迎えて改めて思うわけだが、
10年単位で事業をやり続けている会社というのは本当にすごい。
社内外から色々言われることがあったとしても、
継続しているというただそれだけで、
経営者は社会的に価値のあることをやっているのだと思う。
最近だと1人法人で事業をやっている
フリーランス社長のような形態も増えたけれど、
それでも例えば3年とか5年とかの単位で事業を継続し続けることは、
普通の人にとってはかなり難しい。
僕らの界隈だと、ITとかコンサルとかその辺りで企業から案件を受託し、
業務委託チームで回していくというスタイルが
かなり一般的に浸透した感じはあるけれど、
事業固定費がかからないそのモデルであったとしても
継続し続けるのは難しいわけで。
何が難しいって、
やっぱり法人から案件を「継続的に取り続ける仕組み」を確立すること。
これはもう、普通にBtoBで仕事をしていただけの人だと厳しくて、
やっぱり自分「ならでは」の強みや「らしさ」を
市場で見出していかないといけない。
ポイントは「市場で見出す」ということで、
これは企業の中でサラリーマンとしての強みでもなければ、
転職面接で使う強みエピソードでもなくて、
市場という大海原で自分自身の名前で旗を立てることを考えた時に、
何が市場から評価されるのか?という本当の意味での市場価値の話。
「市場価値」ってよく転職界隈で言われるけれど、
それは本当に市場価値ではないからね。
転職年収=市場価値、でもない。
これは独立してうまく行っている人は全員わかっている話だけれど、
世の中胃の大半はいまだに自分自身の市場価値を
「転職におけるスキルや年収」という評価軸で捉えている。
だからこそ僕らにはたくさん仕事があるのだけれど。笑
⁼⁼⁼
話は脱線しましたが、金曜日の夕方に忘年会まで終えてホテルへ。
仙台駅近くのホテルは、東京・大阪と違ってまだ安くていいホテルが取れる。
部屋でWEB会議をいくつか終えたら外は真っ暗。
夜に仙台の街に一人、ふらっと繰り出してみる。
有名な国分町という繁華街があって、ご飯も飲みも夜もある街だけれど、
年末ということもあって仙台駅〜国分町までの
徒歩15分くらいの道なりはかなり人が多かった。
大袈裟じゃなくて渋谷の街並みのよう。
仙台といえば牛タンが有名だけど、
ちょうど気温が0度くらいで雪がぱらついている時期感ということもあり、
一人遅めの夜食にはシチューをいただきました。

結局、土曜日ももう一泊し、日曜日の朝に東京へ戻ってきた。
そんな年末でした。
仙台は都会と自然が調和した綺麗な街で、もっと色々回ってみたい街。
僕が憧れた東北大学もあるしね。まだ行ったことないけれど。
僕の好きな小説、
伊坂幸太郎さんの『ゴールデンスランバー』の舞台も仙台だったな。
どこか都会さと哀愁さが漂う魅力的な街。
2025年もまた、行けることを楽しみにしています。

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