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日々徒然

9月のキックオフ〜本編

今から1ヶ月ほど前になりますが、9月の上旬に行ったフラクタルの4期目のキックオフ。初の箱根合宿にて。

箱根への移動編の記事はこちら

今回は本編として、キックオフで話した内容について書いてみます。

3期目終了

おかげさまでフラクタルの2023年9月をもって3期目を無事、終えることができました。

キックオフを行った9月上旬時点ではまだ締まってはいませんでしたが、暫定としての数値共有と、この3年間にフラクタルが何を考えてきたのか?ということを改めて関わってくれているメンバーに共有することが大きな目的としてのキックオフでした。

法人として最初の3年を、死なずに拡大し続けることができたというのは、名もなき実績なき何者でもない僕らに仕事を託してくださったクライアントの皆様。

そして最初は数人から始まったフラクタルが、3期目時点で15名を超えるメンバーが集ってくださっていて、一緒にやってくれるメンバーの方々に、改めて感謝感謝です。

いやあ、最初の3年の壁を乗り越えられずに消えていく人たちをたくさん見てきたことを考えると、こうして盤石に4期目を迎えることができた僕ら自身を自分で褒めたい。

特にこの3期目の1年間は、僕が会社員を辞めて独立専属になったこと、そして関わってくれる新たなメンバーが一気に増えた、そんな時間でした。

改めてフラクタルが3年間で考えてきたこと

ということで新たに関わってくれるメンバーが増えたこと、そして何よりもメンバーそれぞれが独立をしたり会社を作ったり、自分で事業をやったりと、各々が挑戦をする機会が増えたこともあり、改めて僕らがこの3年間で考えてきたことを共有する場にしたいなと。

フラクタルのやり方だけが正ではないですが、1つ何かヒントになって、それぞれの事業に活かしてもらえたら良いなと。そんな思いでがっつり僕が話すパートの時間を取りました。

キックオフ当日のスライドからとってきているものですが、受託業、いわゆるコンサルティング業で3年間、実績を作り続けてきたこと。そして会社として組織作りをしながら拡大し続けている背景で、何をどのように考えてきたのか?ということをパート分けをしてそれぞれ話しました。上がそのパート一覧。

1つ1つの考え方は長くなるので、また別の記事として1つずつ書いていければと思うのですが、上から順に時系列ごと(フェーズごと)の流れになっています。

ようは最初、何者でもない段階でゼロからイチの実績をどう作るのか?という考え方から始まり、案件を増やしていくための「ポートフォリオ戦略」や、案件が増えていく中での「チーム(組織)作り」について、などなど。

複業起業という形で受託業を始め、ここまで拡大するに至った流れと考え方が、一定度再現性のある形で書かれているはず。ここまで知恵が凝縮されているものは他にない(と思います。自分で言うのもアレですが)ので、もしフラクタルと一緒に仕事をしてみたいとか、関わってみたい方はご連絡ください。

もちろん僕らにコンサルティングを依頼したい、という企業様もご連絡お待ちしています。

3期目の業績、関わる人への責務

キックオフ当日はそれ以外に、3期目の業績と案件一覧をざっと共有しました。

明確な数値は書き辛いですが、現状は月間で数百万円規模、昨年度対比でも年間売り上げは約150%でした。おかげさまです。

営業を一気にして案件を取りまくる、という手段も取れなくはないのですが、今くらいのペースで少しずつ安定した基盤をキープしながら、新たな案件実績を作っていき、メンバーと一緒にやっていくというくらいの温度感の方が、フラクタルの考え方には合っています。

何よりも既存クライアントに価値貢献をし、長い目で一緒に関わっていきたいメンバーと事業を作っていく。
今の数字はその表れなのではないかと、密かに自己満足だったりもします。

もちろんまだまだこれから伸びていきますし、それが関わってくれているメンバーへの僕の責任だと思っていて。

フラクタルはまだまだ小さな規模、小さな影響力の会社です。
いま関わってくれているメンバーというのは、今の会社の実績や規模を見てではなく、無意識的に僕や会社の将来性という下駄を履いて見ています。無意識的にですが、必ずそうです。

右肩上がりの角度を見て、一緒に関わってくれるメンバーがいるわけですから、何かしらで「昨年より今年、今年より来年」進んでいるという手触り感を示すことは、僕の責務です。

もちろん半永久的に、売上利益が拡大し続けるというのは理論的にあり得ない分けですが、とはいえ向こう数年はそこをコミットすることが何よりも経営者としての責任だと思うのです。

あまりこういうことを社内的にも発する機会は無いのですが、書いておくと誰かは見てくれるので、書いてみます。

これを読んでくれている人は、何かしら人を引っ張っていく役割を担う人も多いでしょう。

関わってくれる人が、いいなと思ってくれて、何かを期待してくれて、そして何よりも応援してもらうには、まずは絶対に人間性です。そしてそれがビジネスなのであれば、事業が伸びている手触り感を示すことは、代表者の責任です。

仮に売上利益が拡大しておらずとも、会社が前に進んでいるんだ、ということを示すことができなければ、またその意欲がないのであれば、代表の席は誰かに譲るべきですし、人様の人生を巻き込んではいけないと僕は思うのです。旗を立てるということは、そういうことだと僕は思います。

4期目の目標的な

10月から4期目です。僕が独立専業になって初めて迎える、丸っと新たな期ということです。

もちろん今のコンサルティング事業を丁寧に進めるということをしつつ、いくつかゆるっと1年単位でやろうと思っていることを書きます。

あ、前提としてフラクタルは「予実管理」とか「業績管理」みたいなことはしたくないので、売り上げ目標みたいなものは基本的に立てていません。言わずもがな「できない」のではなく「やらない」という意思決定です。

ただ、ゆるっと「時間を味方につける」という感覚のもと、大局的に「これをする」という方向性はあって、4期目の今、取り組んでいこうと思っていること、ということです。

  • HPの改修

これはやります。3年間、どこかのタイミングでは取り組もうと思っていたのですが、立ち上げ当初に銀行口座を申請するためにタラっと作った今のHP(というかLP的な)ものをアップデートします。

今までは僕の名前で仕事の入り口を作ってきたので、HPはあまり必要ではなかったのですが、流石に大手企業や上場企業との関わりが出てきたことや、新たなメンバーが増えてきたこともあり、今後のことを考えるとちゃんとしたHPがあっても良いかなと。

加えて今こうしてブログを書いていますが、このブログを資産のあるコンテンツとして変換していきたいなと考えています。HPのメディア化ですね。この辺りは仕込んでいるので、また適宜、情報発信できればと。

  • アライアンスの強化

今まで紹介ベースで顧問先を拡大してきましたが、明確にアライアンス戦略を作りにいきます。

パートナーや士業(弁護士とか)と連携をしていくことを着々と。営業パートナーの拡大ですね。

  • 事業を作ります

これは3期目から少しずつ種蒔きをしてきたことですが、受託業(コンサルティング)とは別に、事業に投資をできる環境を作っていこうと思っています。まだ出せる情報は多くないので、これもこの1年以内くらいに何かしらスタートできる状態になれればと。

  • 大型のパッケージ受注

この3年間は戦略的に「専門性を作らない」とか「領域を広げる」ということをやってきましたが、実績が増えてきた今のタイミングでそろそろ1つ、大型パッケージを形にしようと考えています。

まずはこの1年間で1つでも、年間1,000万円クラスのプロジェクトを作っていければと仕込んでいるので、この辺りもまた機会があればブログに書いてみようと思います。

ということで、キックオフで話した内容をベースに、フラクタルの3期目の締め、そして4期目に向かっての内容を書いてみました。

何かブログで取り上げて欲しいトピックなどあれば、僕に直接のご連絡でも、もしくはメールでメッセージください。(FBでも構いませんし、HPの下部に問い合わせフォームもあります)

正直、順調すぎて少し怖かったりもするのですが、ひとつ節目となる3年間を終え、次のステップに進みます。
まだこの1〜2年間はプレイヤーとしての僕のリソースは空いている(空けている)ので、僕とお仕事をしたいと思っていただいた方はぜひ、ご連絡ください。指名で仕事をいただいたクライアントとそのお仕事を何よりも優先し続けます。

これからもフラクタルは少しずつ進んでいきます。いつも関わってくださっている方、ありがとうございます。

  • 記事を書いたライター
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神里優斗

最後の泥沼までお付き合いいたします。事業開発コンサルティングを行うフラクタル株式会社の代表取締役| 時代を越える原理原則と向き合うメディア「縮尺」編集長|

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