時代を越える原理原則と向き合う

時代に流されない「原理原則」を経営者に突きつけるメディア『縮尺』。理念経営のための確かな「物差し」を、フラクタル社メンバーが思考の現場からお届けします。

日々徒然

来期に向けた種蒔き

極力毎日ブログを更新したいと言いつつ、
9月も半分が過ぎ残り10日と迫っています。

いま、フラクタルで着手し始めていること、
僕自身がやりたいと思っていることを改めて。

大きな事業の柱として

1、受託(コンサルティング)業
2、メディア事業
3、その他

の3つを考えており、それぞれで取り組んでいることを書きます。

受託(コンサルティング)業のポイントは実績の掛け算

弊社がプロジェクトをご一緒させていただくテーマは多岐に渡っていますが、
中でも最近は「営業支援」に紐づくテーマが多くあります。

過去フィーをいただき提供したコンサルティングサービスの一覧では例えば

・営業のパフォーマンス向上(企画型toB営業の強化支援)
・営業の標準化(リスト作成からスクリプトの生成もやります)
・パートナー(代理店)の強化(ビジネスマッチングの仕組みづくり)
・営業組織の立ち上げ(コンサルティングサービスの営業強化)

などがあります。

ちょうどつい先日社内で実施した「過去のプロジェクトの棚下ろし」では、
営業テーマだけで4社5プロジェクトを行なっていたことが可視化され、
それが上で書いた項目になります。

フラクタルの前身である僕自身の個人事業時代のサポートも1社含まれていますが、
どの企業様も結局のところ「いかに売り上げを上げるか」という
ポイントが重要になるというのは変わらず、
重要なテーマだからこそ何かしらの課題感を持っているいうことですね。

受託業、中でも弊社が提供するようなコンサルティングサービスは
「実績が実績を生む」という段階に入りました。

駆け出しの頃は誰しもが
「まずは1社クライアントを作るには?」
「そのプロジェクトで成果を出して再発注いただくには?」
「やったことのないテーマをどう提案する・・?」
といった不安がつきものだと思います。

ですが、まずは1つでも実績を作る。

これはなんとしても頑張って成果を出し、
「このプロジェクトに関わっています」という事実を作ることができれば、
あとは広げていくだけです。

1が2になり、2が3になり、という風に。

10月からの2期目では、
「実績の掛け算」をもとに事業を作っていくフェーズに
手を掛けることができればと考えています。

特に僕自身が再注力したのは
「自社が営業努力をせずとも売れる仕組みを作る」ということ。

この取り組みの方向性が
1期目中に見え仕掛かり始められたことは大きい。

コンサル先のクライアントと共同のサービスパッケージを作り、
他の方にフラクタルを売っていただける仕組みづくりをできたことや、
3つ目に書いたレベシェア案件も然りです。

マーケティングにより営業に割く時間や工数を減らすことで、
その分の時間をたっぷりと既存のクライアントに注ぐことができ、
それがまた究極のマーケティングにつながるというのが僕の考え方です。

メディア事業は【創る】【広げる】【掛け合わせる】

1つ目に書いた受託業(コンサルティング)とは別軸で、
自社のオーナー事業として「メディア事業」も来期に向けて取り組んでいます。

創る

新しく立ち上げようとしているメディアの1つに、「教育メディア」があります。

「n値から見る教育論」というもので「タブーへの挑戦」を掲げ、
いろんな素敵な人たちと一緒に、
交互にそれぞれが書きたい内容を(教育論に関わらず)
書いていく場としてのメディアです。

書いてくれる人はフラクタルのメンバーも、
それ以外の人もいるのですが、
新しくメディアを創って走り始めたときが一番楽しい。笑

まだまだ駆け出しで、どういう形になるのかというところは
長い時間をかけて見つけていきたいなと思っているのですが、
そちらも時々足を運んでくれると嬉しいです。

広げる

もともとメンバーの1人が個人で運営していたメディアの「海外版」を作りはじめています。
海外向けのコンテンツメディアは来年(2022年)にはリリースをして、
1年間を目処にきちんと利益が出るような形で運営できれば嬉しい。

国内版メディアだけでも毎月100万PV近くのアクセスがあるという
化け物メディアなので、英語版にも着手するとさらにその何倍かの人たちに、
コンテンツを届けることができるようになる。

取り組んでいた1つのものを「広げる」という発想ができるのもまた、
仲間と一緒にやれるからこその楽しみです。

掛け合わせる

毎週のようにいくつものクライアントワークが走っているのですが、
その中で見つけたこと、考えたこと、
あるいはノウハウになりそうなところをナレッジ化して、
このフラクタルHP内の別カテゴリとして蓄積していこうという取り組みも行い始めました。

社内外で知恵を絞ったことをその場で終わらせるのではなく、
掛け合わせていきたいという発想を起点としているので、
これまた自分たちが考えたことが形になっていくというのは楽しくでしょうがない。

まだストック段階なのですが、
いくつかのコンテンツが溜まった段階でリリースできればと考えています!

総じて僕は「コンテンツ事業がやりたい」という想いを持ち続けています。

メディアやコンテンツをやるポイントは「時間を味方につける」ことだと思っている。

それは継続こそ価値になり、
時間を掛けるほど育っていくものだからです。

まずは1年、やり続ける。
5年、10年なんていうのはあっという間に過ぎていきます。

1年後に見える景色が楽しみです。

3つ目の柱としてのレベシェア

弊社の3つの事業の柱として、
1)「コンサルティング」
2)「メディア / コンテンツ」に次いで
3つ目の柱になるのは「レベシェア(レベニューシェア)」事業です。

フラクタルを立ち上げた当初から、
創業メンバーの間では話していたことなのですが、
思っていたよりも早く取り組み始めたな、というのが正直な感想。

レベシェア案件とは簡単にいうと、
他社と共同で事業を立ち上げて、その収益を折半するというもの。

例えば共同プロジェクトを行うとか、
互いに出資して合弁会社を作るだとか、そういうものです。

フラクタルが走り始めた当初は、
まずは受託業でキャッシュを稼いで、
その稼いだ分をコンテンツ事業に投資しよう、と考えていました。

それであれば持ち出しもなく、
PLベースで確実にキャッシュを積み上げていくので、
赤字になるリスクもキャッシュフローが回らなくなるリスクも
ほぼゼロで事業を運営していくことができるからです。

当然ですよね。
“入ってきた分以上のお金は使わない、先行投資は行わない”
という堅実すぎる事業運営を行えば、キャッシュフローは安定します。

ただこの「受託で稼いでコンテンツに投資」の運営方針は1つデメリットがあり、
大きく事業を伸ばしたり大きな額を一気に稼いだりすることは難しい。

受託業を積み上げていくことは堅実でPLは安定しますが、
コンサルティング業はどこまで行っても労働集約型なので、
単価を上げたとしても「稼働できる人数×時間」が収益の飽和点になるわけです。

また、コンテンツ事業は時間をかければ大きく事業が成長する可能性もありますが、
受託で出た利益をコンテンツに分配して・・とやるには時間がかかります。

そんな中で「単価を10倍にするには?」という発想になると、
受託業の延長線ではない取り組みが必要になってくるわけです。

立ち上げ当初は、ある程度時間をかけても良いのでじっくり着実に、
焦る必要性は一切ないよね、と考えていたわけですが、
これまた実際に進み始めてみると状況は変わりますね。。笑

想定外の要因その1は、
想定よりも早くクライアントが増えたこと。

マイペースに1社ずつお付き合いできるクライアントが増えたらいいなと思っていた矢先、
トントンとクライアントが増えていき(ありがたい話です!)
このままコンサルプロジェクトが増えても回らなくなりそう、、
対応できる社内の体制を強化しなきゃ!と考えたことがまず1点。

想定外の要因その2は、
関わるフラクタルメンバーが思いのほか多くなってきたこと。

このままいくと数十人とかは一気に増えていきそうな中、
それぞれが自分のサイズ感で、
やりたいことができる状態を一緒に作れたらいいなと考えると、
受託業以外の選択肢(=レベシェア)を持っていることは
有意義だなと考えるようになりました。

このタイミングでレベシェア事業にリソースを張っておくと、
来期中には確実に安定した
(しかも受託よりも大きい可能性のある)収益基盤になり得ます。

レベシェア事業のいいところは、
投入した時間当たりのリターンが
どんどん大きくなっていくところにあります。

僕らももちろん、一緒にやるクライアントにとっても売上が上がり、
影響力と武器が増えていくことは嬉しいわけですから、楽しいですよね。

一つ綺麗事を書いておくと、レベシェアは有効な選択肢である一方で、
一緒にやる相手を間違えると、痛い目を見ることは間違いありません。

僕のブログを読んで(?)これから取り組もうと思っている方、
目先のキャッシュに目が眩んで付き合う相手を間違わないように・・!

来期に向けた種蒔きとして
3つの事業について考えていることを整理して書いてみました。

いつも関わってくれている皆さん、本当にありがとう。

  • 記事を書いたライター
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神里優斗

最後の泥沼までお付き合いいたします。事業開発コンサルティングを行うフラクタル株式会社の代表取締役| 時代を越える原理原則と向き合うメディア「縮尺」編集長|

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