時代を越える原理原則と向き合う

時代に流されない「原理原則」を経営者に突きつけるメディア『縮尺』。理念経営のための確かな「物差し」を、フラクタル社メンバーが思考の現場からお届けします。

コラム

社内の契約インセンティブ競争に参加しない

営業会社あるあるなのですが、値下げキャンペーン期間と銘打って、
「いまは買い時ですよ」という営業を平気でやらかしてしまう。

あるいは、自社の営業マンに対して
「1年契約を受注したら、個人にインセンティブを支払います!」という
キャンペーンをやっている会社も多い。

これは中期的に見ると自殺行為に等しい。

自社の社員に発破をかけるために一時的なインセンティブを支払ったとして、
”インセンティブがあるから”という理由で、
その期間だけ頑張る社員がいる会社が、社会的に尊敬されると思うだろうか?

経営者や事業責任者クラスの人が、自社の社員をそのように考えるのであれば、
今までその会社から商品やサービスを購入してくれていた既存顧客はどうなるのか?

値下げキャンペーンも同じ。
今まで定価で購入くださったお客様を裏切ることになるわけで、
社会との信頼関係を自ら壊していることに他ならない。

今の企業、事業があるのは、
それまで支えてくださったお客様がいるから。

「既存顧客」<「新規顧客」のベクトルになっている会社は、
中長期的には必ず衰退する。

「今なら仲介手数料が割引」とかやっている人材会社の皆さん、
あなたのことを言っているのです。

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神里優斗

最後の泥沼までお付き合いいたします。事業開発コンサルティングを行うフラクタル株式会社の代表取締役| 時代を越える原理原則と向き合うメディア「縮尺」編集長|

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